新コーディネーター着任のお知らせ
みなさん、こんにちは!4月から教育魅力化コーディネーターとして活動しています、
山岡 星児(やまおか せいじ)です!
東京の府中市から来ました!府中市は、東京で最も古い街の一つで、大國魂神社や東京競馬場が有名です。趣味は挙げ出すと切りがないのですが、一つ上げるなら海外旅行でしょうか。見知らぬ土地にいくと、普段だったら話さなかっただろう人となぜか話したり、今まで考えもしなかったことを考えたりします。日常では体験できないことを体験することで、違う自分に気づかされます。とはいえ旅行はいいことばかりではありません、言葉や文化の壁は大きく、何度も苦労しました。それでもやはりあとから「行って良かった」と思うことが多いのです。
さて、僕が釜石市で教育魅力化コーディネーターになった理由ですが、まず僕自身、釜石にゆかりがあります。祖母が釜石出身で、現在も親戚が住んでおり、震災後は清掃のボランティアで釜石に訪れたことがありました。また僕はラグビーが好きで、府中のラグビーチームのファンだったので、釜石にラグビーチームがある(釜石シーウェイブス!)こともプラス要素でした。
そしてもっとも大きな理由は、コーディネーターのお仕事にとても関心があったということです。僕は、東京で4年間、塾講師として勤務していました。そこでは社会科目などを講義する一方で、行政の委託を受けて学習支援や居場所づくりに関わり、ブランクのある生徒、不登校やひきこもり経験者、スキルアップに挑戦する社会人など、多様な方々を支援してきました。
そのなかで、先入観や勉強に執着するあまり、視野の狭くなっている生徒さんを多く見てきて、「世界は、もっと広く、いろんな人がいて、おもしろいことがたくさんあるのに!」と常々思っていました。またそれと同時に、学校や地域社会がもつ本来のポテンシャルに気づき、「もっと学校を地域の人に開かれた場所にしたい!」と考えるようになりました。
日本社会はさまざまな課題に直面しています。どうにかしたい、なにかを変えたいと思いながらも、どこか行き詰まりを感じているひとは多いのではないのでしょうか。僕もその一人です。東京ではなかなか気づかないことでも、地方には課題が多い分、それらを真剣に考えるキッカケがたくさんあるように思います。僕はまず教育の本来の意味を思い出して、一歩ずつ教育を魅力的なものにするところから始めたい、そう考えています。
釜石市は、「オープンシティ」を掲げて積極的に外部の人々と関わって、多くの困難を抱えるなかでも、新しいことにチャレンジし続ける魅力的な街だと思います。そんな街に、僕も微力ではありますが、少しでも役に立てるように精進したいと思います。そして中高生と地域の人々をつなげることで、釜石に住む人たちが、「釜石の魅力」に気づくことができるような機会を作っていけたらと思っています!
どうぞよろしくお願いいたします!