【開催レポート】釜石商工高校で釜石コンパスを実施しました
こんにちは!事務局の常陸です。
新年度がいよいよ始まったと思ったら、気づいたらもう5月も終わり…。時間が経つのはあっという間ですね(汗)
さて、5月15日(木)に今年度第1弾となる釜石商工高校3年生対象のプログラムを実施しました。今回きっかけさんとしてご参加いただいたのはご覧のみなさんです。改めまして、ご協力ありがとうございました!
石塚 佳那子さん(ココイロいわて)
岩鼻 真士さん(日鉄テックスエンジ株式会社 東北支店)
岡﨑 蓮さん(日本製鉄株式会社 北日本製鉄所 釜石地区)
河内山 拓樹さん(複合型野球施設K.O.H)
佐藤 諒華さん(花巻温泉株式会社)
田尻 隼人さん(滝沢ロボティクス合同会社)
平野 汰鯉さん(株式会社ワイ・デー・ケー)
益子 翔太さん(株式会社キッズピース)


今回のプログラムは、対話セッション・きっかけさんと生徒の1on1セッション・それぞれの進路実現に向けたアクション宣言で構成しました。高校生活最後のコンパスとなるこの日は、就職や進学が具体的なものとして目の前に迫っている状況で、関心のある企業・分野のきっかけさんのお話に真剣に聞き入ったり、1on1でより具体的な相談をしている姿が見られました。
生徒たちからのアンケートからは、
- 進路や就職に参考になる話や社会人のリアルな話が聞けた
- 心配なこと、不安なことなどにアドバイスをもらうことができた
- (アクション宣言で)他の人の目標や考えを聞いていろんな考えがあるんだと知れた
- いろいろ聞いて、自分にも伸ばせることがないか確認できた
など、生徒自身それぞれの状況に応じて、きっかけさんから様々学び取っていた様子が分かりました。


3年間のコンパスを振り返っての項目では
- 働くということが1年生の頃はよく分かっていなかったけど、釜石コンパスを受けて世の中には様々な職業や働き方があるということに気づけた
- 色んな職の色んな立場の人が、その人なりの考えや生き方があってどれも素晴らしかったので、自分も職についた時に後悔はあっても誇れる仕事をしたいと思いました
- 1年生のときは、何のためにしてるんだろうって思ったり、ほんとにこんな長い時間も話を聞くのかぁ…など思っていたものが、2年生になってとても興味がある仕事の元へ話を聞きに行って、知らないことは自分で調べたりするようになり、3年生の今日は、自分の役に立ちそうな言葉や学生時代の過ごし方、検定など今となれば今までのことは無駄ではなかったんだな、と実感することができました
などなど。。
またプログラム終了後、1人の生徒が「この3年間で今日のお話が一番面白かった!それを伝えたくて…」ときっかけさんの控室を訪ねてきてくれました。きっかけさんとの対話に正面から向き合い、感じたことを言葉にして伝えてくれた生徒ときっかけさんが談笑する姿を見ながら、事務局一同じんわりと心が温まったのでした。(今思い出してもジーンとなります)
回数としては「3年間でたった3回」のプログラムだったかもしれませんが、その中から高校生の皆さんが、これからの人生にむけての前向きな「きっかけ」を少しでも得てくれていたのだと感じることができました。
商工高校3年生のこれからの進路選択を陰ながら応援しつつ、生徒のみなさん、先生方からのフィードバックを生かしながら、これから年末までノンストップで続くプログラムづくりの糧にしていきたいと改めて感じました。