Kamaishiコンパスからのお知らせ

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釜石高校SSH報告会に参加しました

こんにちは、コンパス事務局ムクノです。

2月5日にTETTOで開催された釜石高校SSH報告会に参加しました。この報告会は学校外で行われており地域の方々に釜高生が何に関心を持って取り組んでいるのかを知ってもらう機会になっているのですが、今年は新型コロナウィルス感染症対策のため事前受付とし、口頭発表をオンライン配信するなどの工夫がされていました。当日の様子は釜石高校のFBでも紹介されています(https://www.facebook.com/Kamaishissh

口頭発表の後、全てのゼミの研究をポスター発表という形で見て回りました。生徒の研究テーマが学問的なものから地域課題まで多岐に渡っており、分野が幅広く、こんなところに着目するのか~と生徒の着目点にも面白さを感じました。ちなみに地域課題のゼミでは空き家問題を取り扱うチームが複数ありました。生徒の活用案では『学習空間』のニーズが高いようです。

これだけ幅広く活動ができると、何を研究すればいいのかというテーマ設定が悩むところなのでは。せっかく1年間研究をやるのであれば、興味関心のあることをやりたいだろうけども、それを見つけることが難しい。なぜそれをしたいのか、何を発見(検証)したいのか、ここがクリアにならないと途中で迷ってしまう。学校でどのように研究テーマの設定や研究活動の推進をサポートされているのか、先生方の悩みなども聞いてみたいですね。興味関心の見つけ方などはKamaishiコンパスで講師の経験やメッセージがヒントになるといいなと思います。また、コンパスの活動もSSH等、各高校の探究活動とのつながりを意識して、そこにもよい影響を与えられるようにしていきたいですね。

また、発表の仕方(プレゼン)はまだまだこれからと感じる部分もあるものの、こちらの質問や問いかけに対して、考え込んで黙るのではなく、何か答えてくれる生徒がほとんどで、それはすごいことだなと思います。自分が高校生の時に社会人から質問をされてしっかり答えられただろうかな・・・物おじせずに人や物事に向き合う力、さらに伸ばしていってほしいですね。

事務局 ムクノ  

口頭発表の様子。全員の前で堂々とした発表でした

ポスター発表の様子。真剣に発表を聞いています