日々の活動記録

BLOG

高校生の課外活動紹介

こんにちは!事務局の山岡です!

今回は、釜石高校の生徒たちの取り組みを紹介したいと思います。

・地歴公民ゼミ『釜石艦砲射撃を次世代へ繋ぐ』

 まずは地歴公民ゼミ3年生の活動についてです。このグループは『釜石艦砲射撃を次世代へ繋ぐ』というテーマで探究していて、昨年から読み聞かせグループ『颯(かぜ)・2000』さんのご協力のもと、小中学生に向けて艦砲射撃や戦争中の出来事を伝えようと取り組んできました。昨年は実施直前に津波注意報があり実施できませんでしたが、今年度改めて調整して、7月3日に釜石小学校で電子紙芝居を発表することができました。内容は、戦争中市内にあった捕虜収容所に関するもので、元所長の稲木誠さんと元捕虜のフックさんの戦後における交流を、オリジナルのイラストを用いてわかりやすく説明してくれました。

 また8月9日に開催された戦没者追悼・平和祈念式に参加して、前述の活動を参列者の前で発表しました。本人たちは「戦争を経験した世代が少なくなっていく中、伝承活動の担い手不足を実感している。戦争の記憶は、私たちのように戦争を体験したことのない世代が次へと継承していく必要がある。」と戦災伝承の重要性を訴えました。

・外国人防災『みんなとつながるまち安全マップ』

 次は生徒が独自に企画したイベントについてです。「釜石市における災害時の外国人支援について」というテーマで探究している人文国際ゼミの3年生が企画して、7月27日と8月23日に『みんなとつながるまち安全マップ』というイベントを開催しました。このイベントでは、釜石高校の高校生11名と釜石市国際外語大学校の留学生14名が参加して、「やさしい日本語」を使いながら、一緒にハザードマップを作ったり、防災バッグに詰める物をクイズ形式で学んだりしました。

 企画した生徒は、市が掲げる「多文化共生プラン」について昨年から探究していて、探究の結果、「やさしい日本語」で伝える防災講座と、日本人と留学生との交流場がもっと必要だと考え、大人たちと協力しながら今回のイベントを開催するに至りました。高校生と留学生が互いの文化に興味津々で楽しく交流する姿がとても印象的でした。

・郷土芸能グループ『結凪會』

 最後に郷土芸能グループ『結凪會』の活動を紹介したいと思います。『結凪會』は、釜石や三陸地域に残る「虎舞」や「神楽」、「鹿踊り」など郷土芸能の魅力を内外に伝え、担い手不足の解消に取り組む有志グループで、釜石高校を中心に周辺の高校生も参加しています。昨年までは釜石高校のゼミ活動で探究していたグループが「自分たちで終わりにするのではなく、次の世代も活動を継続してほしい」と思い立ち、今年度『結凪會』を発足させました。

 7月15日、“Taiko for Peace”というプログラムで、アメリカ人高校生9名が釜石を訪れて、『結凪會』のメンバーやその他の高校生と交流しました。『結凪會』では虎舞の体験会を行い、英語で虎舞の紹介した後、太鼓の打ち方を教えて、実際に虎頭を持って虎舞を体験してもらいました。その後は釜石高校で文化交流として英語で「絵しりとり」をして盛り上がりました。

 7月19日には一般社団法人Blue Compassが主催する釜石応援ツアーに参加して、虎舞の演舞と体験会を行いました。こちらは国内外の約50名の観光客を前に迫力ある演舞を見せてくれましたが、一方で子どもたちに優しく指導する高校生たちの姿も印象的でした。

 以上、高校生の活動紹介でした。夏の暑さもなんのその、それぞれの活動を一生懸命に頑張ってくれました!どの活動も地域にとって大切なものばかりです。私(山岡)は今年度も引き続き、一部の高校生活動をサポートしていますが、日々彼らの活動からいろいろなものをもらっているような気がします。

これからも高校生たちが伸び伸びと地域で活動できるように、陰ながら伴走していきたいと思います!